01 | 止水性能の目安 |
水圧を利用して密着させる機構で、一般的な脱着式止水板よりシンプルな構造ながらも土のうの約100倍の優れた止水性能を発揮します。
止水性能:JIS A 4716 Ws-3クラス相当[漏水量20ℓ/(h・m2)以下]
トラックの荷台に使われているものと同じ中空のアルミニウム合金部材を使っており、軽くて丈夫で耐久性にも優れています。
※水用心は完全に止水する製品ではありません。設置環境により止水性能は変化します。
02 | 実験例1 |
左の写真は水を満たしてから30分間保持した時の漏水量です。
高止水性タイプの製品での実験結果です。設置場所や条件にもよりますが、高止水性タイプも特注対応が可能です。
※水用心は完全に止水する製品ではありません。設置環境により止水性能は変化します。
03 | 実験例2 |
工場の大扉に設置した止水板で水張り試験をした事例です。土嚢の1/100程度の漏水量で抑えられていますが、支柱のコーキングや床面の状態が悪いこともあり、漏水量は比較的多くなりました。
04 | 実験例3 |
漏水原因を特定し、対策した後の写真です。 実験により得られた知見を、製品や設置工事に反映しています。
※水用心は完全に止水する製品ではありません。設置環境により止水性能は変化します。
04 | 実験例4 |
2025年9月5日の台風15号の大雨で道路が冠水しましたが、止水板と止水壁により家屋の床下・床上浸水を防いだ事例です。
止水板は写真では1段ですが、もう1段積み重ねることができ、今回より2倍の水深まで対応可能です。
設置条件によっては、止水壁や止水板だけでは浸水を防ぐことができない場合があります。
今回の事例のように、建屋を止水壁と止水板で取り囲んだとしても、敷地内に降る雨や、下水からの逆流により敷地内が浸水します。 水が溜まると自動で起動する電極付きやフロート付き排水ポンプや、下水からの逆流を防ぐ逆流防止弁の設置が必要となります。
市販のダブルクリップで止水板パネルを固定する仕様です。
止水板の片側に2~3個ずつ、ダブルクリップで留めるだけで設置することができます。水用心の設置方法のバリエーションの中では最も安価に取り付けられる仕様でありながら、しっかりと水を止めてくれます。
最も採用実績の多い仕様で、屋外側・屋内側のどちらにも設置が可能です。
設置時は、止水板を開口部の両サイドに取り付けた端部支柱の間に落とし込み、ノブボルトを締めて固定します。
基本的な構造はノブボルト仕様と同じですが、止水板の固定方法をハンドルに変更した仕様です。
ノブボルトよりもさらに素早く設置することが可能になります。
止水板に取り付けたマグネットで固定する仕様です。
設置可能な場所は限定されますが、業者による取付工事が不要で、個人で取付作業ができます。建物側にはステンレス製の磁性板を取り付けるだけですので、平常時の建物外観にほとんど影響を与えません。
主要部材 | 止水板・端部支柱・中間支柱(アルミニウム合金) 止水ゴム(EPDMゴム発泡体) |
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止水板サイズ (1枚) |
厚さ:33mm 高さ:150〜550mm(100mm刻みで変更可能) 幅:500〜3,000mm(1mm刻みで変更可能) |
止水範囲 | 高さ:0.15m〜1.1m 間口:0.5m〜15m程度 ※中間支柱で止水板を連結させ、3mを超える開口部も止水可能。 |
止水性能 | JIS A 4716 Ws-3クラス相当[漏水量20ℓ/(h・m2)以下] ※水深500mm、止水板幅2,000mmにおける弊社内実験値による ※完全に止水できる製品ではありません。また、建物の構造や設置場所の状態によって漏水量は異なる場合があります。 |
保管とお手入れについて | 日光や雨が直接当たる屋外を避け、 屋内に保管してください。 止水ゴムが変形して止水性能が低下するのを防ぐため、壁面にフックで掛けたり、立てかけて止水ゴムを圧縮しない状態で保管してください。 使用後は止水板を水道水で洗い流し、中空分も同様に水道水で洗い流して、十分に乾燥させてから保管してください。 1年に最低1度は点検を行い、止水ゴムが劣化している場合は交換してください。 ※止水ゴム(EPDMゴム発泡体 幅30mm、厚さ10mm) |
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